治療院経営ラボ代表の松村です。
僕はお笑い芸人のラジオが好きで、車で移動するときはradikoやリアルタイムの放送などでAMラジオのお笑い芸人がDJの番組をよく視聴します。
いくつか好きな番組があるのですが、その中に「メッセンジャーあいはらのYouはこれから!」という番組があります。
その番組の中で、メッセンジャーが売れたきっかけの話がとても良い話で、かつ、僕自身も同じような経験をしてきたことがあるので、今回はそれについて書かせていただこうと思います。
治療院の売上が悪いのにも関わらず、なぜかわからないけど実践や行動ができずにずっと売上が悪いまま。
そんな自分に情けなくなるけど、なかなか実践、行動はできず、将来も不安。
そんな先生にこそ、最後まで読んでいただきたいですし、最後まで読めば、あなたも僕のように治療院経営を安定させ、会社を2つ経営し・・・くらいはできるようになります。
漫才コンビ〝メッセンジャー〟が売れたきっかけ
元々あいはらさんは、家庭環境環境が複雑で、祖父に育てられていたそうです。
犬の餌のほうが優先順位が上だったお話とか有名です。
そんな相原さん、親や祖父の財布からお金をくすねる子だったとのこと。
そのまま大きくなって芸人になり結婚。
相原さんの奥様は美容室をやっています。
相原さんが売れない頃は、家にいても暇なのでよくパチンコに行ってたそうなんです、奥さんの売上金をくすねて。。。。
売れない頃、しょっちゅう2万、3万くらいを抜いて、「勝てば返せる」と思ってパチンコに行くという生活をしていたそうです。
親や祖父のお金を抜いてる頃から、何度も見つかって痛い目にあっていても、全く治らなかったとか。
そんなクズなあいはらさん、ある日も奥さんの財布をこっそりを開けて3万円ほど盗んでパチンコに行こうと思ったそうです。
しかしその日がいつもと違ったのは、なんとなく〝奥さんの財布からお金を盗んでいる自分〟を俯瞰の目で見たそうです。
まるで防犯カメラの映像を見るような感じで見えたとのことでした。
「こりゃ売れへんわ」
そう思ったそうです。
盗んでるときの顔が、もうクソみたいな顔してると。
「こんな顔のやつが売れるわけないやん」と思ったそうです。
それに気づいてから、ネタをしっかり作るようにして、稽古もちゃんとするようになったとか。
メッセンジャーは関西で人気のコンビです。
メッセンジャーをあまり知らない他の地方の方でも、あいはらさんの相方の黒田さんは一時期国生さゆりとお付き合いしていたので多少知っているかもしれません。
東京ではあんまりでも実力のある漫才コンビになっていますが、そんな過去があったんです。
カンタンにいうならば、クズだったわけですね。
正直、僕はクズでした
僕の場合、小学4年生くらいまでは祖父母に欲しいものなんでも買い与えてもらっていました。
ですので、努力せずに報酬を得ることが当然でした。
この性根は、変わらない。
三子の魂、百までというやつです。
柔道でも、なんとか楽して、なんとか努力せずに良い結果を出せないかばかり考えていました。
自分より恵まれた才能や環境にいるやつを妬み、「せこい」と思っていました。
「もっと指導者が俺のことわかってくれたら」と思っていました。(まあこれは僕の場合は指導者側にもかなり問題があるので、指導者をするようになった際に相当な反面教師とさせていただきましたが)
親が柔道に協力的な選手を見ると「うちがもっと協力してくれたら」と隣りの芝むっちゃ青いやんけと思いまくっていました。
たしかに競技としてやるには僕は決して有利な状況ではありませんでしたが、それを呪っても仕方ないことでした。
進学した高校の指導者と合わないのも、安易に当時の道場の先生の勧めに乗ってしまった結果でした。
まだ子供だったとはいえ、当時の僕は常に誰かに判断を任せ、そのくせ不正解なら誰か(何か)に責任転嫁をし、自分以外全てを呪う、そんな甘ったれた思考でした。
また、家庭環境に恵まれない場合に多い症状で、僕自身もその典型でしたが他者承認欲求の権化のような人間でした。
大して努力もしないのに認めてほしい。
すごいって言われたい。
もし今でもこれをこじらせてたら、僕はSNSで「うちの嫁は世界最高!」「こんな俺を選んでくれた!」とか投稿してたと思います。
僕がクズから脱却できた方法
方法、と言っていいのでしょうか・・・
まず、高校時代は指導者には恵まれなかったですが、甘ちゃんの元ボンボンの人格を矯正するにはちょうどいい環境でした。
散々いじめられ、自分のわがままが通らない、力だけが正義の究極の理不尽が罷り通る世界。
二度と戻りたくはないし、あの頃の指導者は今でも軽蔑の対象ではありますが、僕のクズ度を下げるにはもってこいの環境でした。
とはいえ、たかだか3年間ではクズは矯正できません。
その後、阪神大震災で被災し、なかなか他の人が経験できないことも経験させていただきました。
あの頃は正直、今を生きることに精一杯で、人には言えないこと(と言っても火事場泥棒とかではありません)もやらなきゃ本当に命が危なかったこともありましたし、その後の一家離散からの整骨院で修業するまでの経験は、大人に一歩近づくために必要な要素でした。
とはいえ、三子の魂・・・・です。
クズはそんなすぐには治りません。
いや、厳密に言うならば、根治はしておりません。
僕も結局はメッセンジャーのあいはらさんと似てまして、自費移行して売上に困ったときにものすごく自問自答を繰り返し、自身を客観視したのです。
と偉そうに書いてますが、自分を客観視するために行ったわけではなかったんです。
過去を振り返り、開業したことから始まり、果てはこの職業を選んだことさえも後悔しました。
中学生の頃から決めて、そして実現した進路すらも後悔する自己否定。
本当に、純粋に憧れただけだったのか?
そこに、しんどいことから逃げる気持ちはなかったのか?
自分の根幹に関わる部分まで自問自答しました。
自費に切り替えて売上に困っているのに、柔道にかまけている自分。
当時は柔道指導をしてましたが、自分の院や家族を犠牲にしてまで柔道の指導に携わったり、柔道界に関わるほど僕自身は柔道に何かを与えてもらったのか?
今まで自分が生きてきた人生が全否定されたようで、圧倒的な後悔の念とともに、治療院経営に関係ない過去の失敗の記憶まで蘇ってしまい、1週間ほどはずっと地獄でした。
ガチで死にたくなってました。
結局、そのときに自分のダメな部分を死にたくなるほど炙り出したことで、結果的に自分がいかにダメでクズな人間か客観視できました。
そこで初めて、本当に捨てるべきもの、自分のダメな部分を認識することができましたし、やるべきことや、長所も見えてきたのです。
そうなったとき、もやが晴れたような気分になりました。
今までウジウジして柔道に逃げてた僕が、すぐに柔道衣を片付け、試合にも出ないようにしました。
過去の栄光で持っていた高級車も売り飛ばし、運転資金にしました。
悔しい思いもありましたが、廃業するより全然マシです。
〝なにくそ〟精神でがんばることができました。
僕にできて、あなたにできないはずがない!
セミナーでも飲み会でも僕は必ず「聖人君子じゃなくてもいい」と言ってます。
ガンジーは晩年になっても若い女性信者に添い寝させてました。
ちなみにガンジーさん、死にかけの自分の父親の前で嫁さんとやったってのは有名な話ですね。
瀬戸内寂聴は不倫して家族を捨ててます。
釈迦はボンボンで乱交パーティとかしまくってて、遊び飽きたから修業したんです。
マザーテレサは本当は有名になるほど貧困者を救っていないどころか、テレサの修道会のお金の管理問題は色々と批判されています。また、末期癌の他宗教の人に勝手に洗礼してはりました。
みんなむちゃくちゃやな。笑
そう、この世に聖人君子なんて存在しないと思ったほうがいいのです。
そんな世の中なわけですから、僕もあなたもクズでいっこうに構わないのです。
ただ、治療院だろうが飲食店だろうがなんだろうが、店舗的なものを経営し、その売上で家族を養っていくとなると、クズのままでは誰も幸せになれないんです。
売上(お金)のことを気にせず、わかるやつにだけ治療をして、自分は好きなことをできている・・・・
もしかしたら、そうかもしれない。
例えばこれが男性なら、その男性の奥様は間違いなくどこかに勤務し、その男性よりも稼いで家族を養っています。
例えばこれが女性なら、男性が安定して稼いでるからこそできるやり方です。
相方が、年収(年商ではなく)2000万円以上あるなら、そういうヒモのような、寄生虫のような人生を送るのも楽しいでしょう。男性でも主夫業をしっかりして、女性が稼ぐという役割分担ができていて、家庭がそれで円滑なら問題ありません。
しかし、治療院はやってるけど全然稼げないのに、趣味やセミナーにお金を使って家には全然お金入れないとか、それに近い状況であるならば、それは絶対に改善すべきです。
そして、「俺、クズだから」と開き直って逃避せず、一度自分と徹底的に戦う必要があるのです。
僕はなかなかのクズでした。
それでもできたので、絶対にあなたにもできると思います。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
自分の内面と向き合うことはとても大切です。
しかし、精神的にしんどい。
だからこそ、メンターやコーチ、指導者の存在が必要になってくるのです。
治療院経営ラボでは、様々なカリキュラムで精神的負担が軽くご自身と向き合うことができるようにしています。
電話相談やいつでもできるネット相談なども充実しているので、月商50万円以下の先生でもすぐに倍くらいの売上になるのです。
月に100万円稼ぎたいなら、月に100万円稼ぐレベルの人間になれば稼げます。
ラボの会員の先生方も、続々と成功していっています。
次はあなたの番です。
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