代表 松村正隆
治療院経営ラボのホームページをご覧いただきありがとうございます。代表の松村正隆です。
私は中学生の頃、柔道をしていて怪我して接骨院の先生にお世話になってから、その先生に憧れ、「将来は接骨院の先生になる」と決心し、そしてその通りになりました。しかし、高校を卒業し、一度は大学生になったものの、阪神大震災の影響で祖父母が亡くなり、大学を辞め専門学校への進学を早めることにしました。

憧れの業界、ワクワクしながら入ったその業界は、憧れとはほど遠いものでした。

「接骨院は年寄り相手の水商売みたいなもんや」、「調子を聞いたらあかん。良くなってないのがバレてしまう」、「数字を意識しろ。治してしまったら患者来なくなるやろ、アホ」、「技術勉強するヒマがあったら吉本新喜劇を見に行ってしゃべりの勉強しろ」

これらは、私が勤務した院で実際に私がその院の先輩に言われた言葉です。

しかし流行っていました。多い時は1日200人以上の患者さんが受診されていましたが、そこは巻軸包帯や他の固定具材も置いていないような院でした。私は先輩の目を盗んで調子を聞き、治療の勉強会に参加し、常に先輩にバレないように患者さんの痛みに向き合ってきました。

しかし、いざ自分で保険を使って開業してみると・・・・・
おかげさまでたくさんの患者さんに来ていただけるようになりました。スタッフも増え、嫌でも数字を意識しなければならなくなります。保険でできる限界、スタッフと私自身の技術レベルの差などから、患者さんに対して常に本気で思う存分技術を提供することができないというジレンマに陥っていました。あなたのところの保険組合は厳しいから・・・・とか、スタッフと技術レベルを合わせないと、誰が触っても同じにならないから・・・と言った経営的理由で、私の本当の力を提供しないのは患者さんからしたらこちらの自分勝手な言い訳でしかありません。私は患者さんを騙してきたのと同じなんです。でも、ずっと「なんとかせなあかん」と思っていました。私自身も、私の院も、そして業界も。

私は、私自身と私の院はとても幸せな院にすることができました。次はこのページをご覧のあなたとあなたの院、そしてあなたの院の患者さんが真に幸せになる番だと思いますし、幸せにしなければならないと思っております。

もうジレンマを抱え続けるのは辞めましょう。
もう自分にも、患者さんにも、どなたにも嘘をつくのは辞めましょう。
白黒はっきりした経営、そしてただ新しいものばかりを取り入れるだけでなく、古き良きものもしっかり身につけて、私と一緒に、次世代の接骨院・整骨院を創造するだけでなく、あなたの子、孫に、「僕(私)も接骨院・整骨院の先生になりたい」と言ってもらえる、継承していってもらえる院を創造していきましょう。

治療院経営ラボ 代表
松村 正隆