論理的に有効なコロナ施策を考えてみる

こんにちは、治療院経営ラボ主宰の松村です。

今回は、今わかっている範囲の数字を出し、そこから本当ならどうするべきかを考えていきたいと思います。

この記事を読んで、冷静な判断ができる人が増えることを願います。

 

新型コロナウィルスの感染率と死亡率

世界

世界の人口:約70億人
世界の感染者数:約300万人
世界の死亡者数:約20万人

感染率

300万人÷70億人×100≒0.04%

死亡率

20万人÷300万人≒6.7%

まとめ

現在、世界平均では1万人に4人が新型コロナに感染し、感染者1000人中67人がお亡くなりになるという数字です。
では、感染者を分母にせず全人口を分母にするとどうなるでしょうか?

20万人÷70億人≒0.003%

という数字が出てきます。

世界平均では、コロナに感染して更にお亡くなりになるのは10万人に3人ということです。

 

日本

日本の人口:約1億2千万人
日本の感染者数:約1万2千人
日本の死亡者数:約340人

感染率

1万2千人÷1億2千万人×100≒0.01%

死亡率

340人÷1万2千人×100≒2.8%

まとめ

現在、日本では1万人に1人が感染し、感染者1000人中28人がお亡くなりになるという数字です。

では、感染者を分母にせず全人口を分母にするとどうなるでしょうか?

340人÷1億2千万人×100≒0.00028%

という数字が出てきます。

日本国内では、コロナに感染しお亡くなりになるのは1000万人中28人ということです。

 

年代別の感染状況

令和2年3月19日までのデータをグラフ化したものです。

この時点で、働く世代に死亡者はいません。

70歳以上の感染者232名中重症は25名。
70歳以上の死亡者数は30名。

日本の70歳以上の人口は2,618万人。

70歳以上「だけ」に絞った高齢者の感染率は0.0009%。
高齢者100万人中9名が感染するレベル。

70歳以上の高齢者がコロナに感染してしまった場合の死亡率は約13%。
要するに、70歳以上の高齢者はコロナに感染してしまう、という限定された条件では、100人中13人が亡くなられるということになる。

しかし、これはあくまで「感染した場合」である。

日本国内の高齢者がコロナに感染して死亡する確率は、30÷2,618万人×100≒0.0001%

要するに、感染していない70歳以上の高齢者がコロナで死亡する確率は100万人に1人の割合ということになる。

 

8割おじさん(西浦教授)の理論について

さて、今なぜ非常事態宣言を出し、自粛だSTAYHOMEだとやってるかというと、8割おじさんの「対策しなければ40万人死ぬ」という情報発信があったからだ。

まず、40万人が死ぬという数字が本当ならいったいどうなるのだろうか?

日本国民のうちコロナにかかって亡くなる確率という概念でいくなら、

40万人÷1億2千万人×100≒0.3%

8割おじさんの説が正しい場合、1000人に一人が亡くなることになる。

ただ、この計算のベースにあるのは「感染者は報告の10倍いる」という仮定だ。
しかし現状、日本でのコロナにおける死者は約300人だから10倍でも3000人のはず。

計算が合わない。
またもうひとつ、再生産数というもの。
8割おじさんはドイツの2.5で計算している。
1人の感染者が2.5人に感染させるという前提モデルだ。

そして、8割おじさんはクラスター対策班である。
彼は、クラスターを根絶やしにすることのみを目的にした仕事人。
感染の専門家ではありますが、それに特化しているだけで、経済のことは理解していません。

クラスターを根絶やしにするというのは聞こえの良い理想論ではあります。
しかし無症状感染者が多いと言われてる現在、クラスター潰しなんてできるのかという根本的疑問が残ります。

 

日本の自殺状況

自殺率

日本の人口:約1億2千万人

去年の国内の自殺者数:20,169名

去年の日本の自殺率→約1億2千万人÷約2万人×100≒0.02%

去年は、日本国内で5000人に1人が自殺されたというデータです。

※自殺者数は端数を削り2万人で計算しました。

 

年齢別自殺者数

去年のデータの場合、自殺者20,169名中、70歳以上の高齢者の自殺者数は5,051名、20歳〜59歳の、いわゆる働き世代の自殺者数は11,504名となる。

割合にすると、

全自殺者の57・5%が働く世代で、高齢者は25%ということになる。

 

年齢別自殺率

上記データより、

働く世代の自殺率→11,504名÷1億2千万人×100≒0.01%(四捨五入)

高齢者の自殺率→5,051名÷1億2千万人×100≒0.004%

去年、国内では働く世代1万人に1人が自殺され、高齢者25,000人に1人が自殺しているということになります。

 

日本の失業者数と自殺者数の推移

※参考:不況・失業と自殺の関係についての一考察 澤田 康幸(東京大学准教授) 崔允禎(慶熙大學校国際大学副教授) 菅野 早紀(東京大学大学院・日本学術振興会特別研究員)

はっきり相関関係があることがわかる。

 

STAY HOMEは働く世代を殺すかもしれない

日本国内での現在のデータだと、コロナに感染するのは1万人に1人の割合。
そして、更に全国民の中でコロナに感染して更に亡くなるのは1000万人中28名という、かなり低い割合の感染症に、我々は何をそんなにパニックになっているのか?

ところで、インドネシアのバリ島はリゾートとして人気だ。
日本人もよく行く。

インドネシアでは、毎年10万人のデング熱患者が発生している。
インドネシアの人口が2億6千万人くらいだから、日本の倍ちょっとの人口で、10万人の感染者出てるんだから、そりゃ新型コロナよりよっぽど感染率は高い。なんせ蚊が媒体だから、全身マスク状態の防護服が必要だ。

そしてデング熱は2回目の感染でデング出血熱って重症化して致死率高いやつがある。

本来であれば、インドネシアなんて怖くて行けないはずだ。

今、自粛しているのはクラスター潰しの理論のためなわけだが、無症状感染者の存在がある以上、8割おじさんが目指す数字は決して出ない。

僕たちは、絶対に実現できない理想論者に振り回されている。

そんなもののために、休業しない店を魔女狩りのようにつるし上げて非国民扱いするのは愚の骨頂。
非国民扱いといえば、対象外の飲食店をバッシングしたり、営業してるパチンコ屋の名前を晒したりするのは、戦時中と似てる。国民総憲兵のようで非常に恐ろしい状況。

しかも、今後非常事態宣言での要請や指示に従わない場合罰則を設ける動きもあるというから、民主主義の崩壊のきっかけになる恐れがある。

もちろん、8割おじさんが悪いわけではない。
彼は彼の分野で多分一流で、彼なりの理想があるはず。
ただ視野が狭く、今までならクレバーな誰かが暴走を止められたが、ネット社会で手軽に誰もが情報を出すことができる現代だからこそ、ブレーキが効かなかっただけなのだ。

だがしかし、すでに会社の倒産数は前年同月比で見てもかなりアップしている。

先述したように、失業率と自殺数は比例している。
そして自殺者の割合は半数以上が働く世代だ。

全国民の0.1%の中の57%、すなわち10万人中57人もの働く世代が自殺している現状で、「命を守ろう」と使命感を出してSTAY HOMEと言って、不可能に近いクラスター潰しに協力し、高齢者がコロナに感染して死亡する確率0.0001%のために経済をとめ、失業率を増やす施策に対して協力することで、いったい何が起こるかを想像するのはそれほど難しいことではないのではないか。

 

数字から有効な施策を考えてみる

今までの数字をまとめると、このまま自粛が続くと、

①さほど感染者を減らすことはできず
②会社の倒産数は増え
③その結果失業率は高くなり
④自殺者が増える

ということになる。
そして、自殺者の割合は現段階のデータ上は新型コロナの感染率と同等だ。
新型コロナに感染する確率で人が死んでるという現実を見たほうがいい。

そして、日本国内では、高齢者が感染して死亡する確率は100万人に1人である。

こうやって数字を観察してみると、本来やるべき施策が見えてくる。

 

ざっくりとした方向性なら

①社会活動は即刻復活させる

②高齢者、重症化高リスク者は自粛要請

③その上でマスク着用、手指洗浄の徹底

④毎日出社しなくても業務ができると証明されてしまった職種もあるから、昭和の管理スタイルから脱却し、テレワークとリアル出勤のバランスを変えた新しい就労スタイルの実践(多分通勤手当とか減るから企業も嬉しいはず)

⑤コロナ専用施設としての病院を確保(病院施設以外、例えば経営破綻しそうなホテルを買うとか貸し切るとか、工場を買うとか、マスク製造に出してる金のほんのちょっとでもかなりいけるはずだし、そうするとマスクや防護服の流通もそこに集中できるかも)

これらを基本として、我々民間の事業者が、例えば高齢者や重症化リスク高い人たち専用時間帯を作るとか、専用席、専用ブースを作るとかして、無症状感染者と濃厚接触させないような創意工夫をすることで、100万人に1人の確率は更に下がるのではないだろうか。

 

まとめ

僕は決して東大を出たわけではない。

むしろ高卒だ。(専門学校に行って鍼灸柔整の国家資格は持っているが)

高校時代は柔道しかしていない。
勉強なんてしたことがない。

そんな人間でも、中学生までで習ったことを駆使すればどうしたらいいのか見えてきます。

志村けんさんが亡くなったことは僕も悲しいです。
全員集合世代でしたから。

岡江さん、はあまり知りませんがそれでも驚きです。

悲しいという感情はあります。
しかし、感情と論理は別です。

今は、感情に身を任せて脊髄反射的に何か言動していいときではありません!

怖いのは、コロナ後の世界。
スペイン風邪のあとには、戦争がありました。

アメリカは中国の責任をとことん追及するつもりです。

もう火種はできてしまいました。

第二次世界大戦中の日本は、強権発動してなんでもできたようです。
今、そうなりつつありますよね。

みんなが感情に流されず、論理的に思考し、言動するようにすれば、最悪の事態は免れ、コロナ騒動を機にグレードアップした自分になることができると思います。

STAY HOMEよりLOGICAL THINKING

感情に流されず、論理的な正解を選択することを切に願います。

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