こんにちは、治療院経営LAB主宰の松村です。
前身である整骨院自費成功アカデミーを2014年に設立してから、5年が経過しました。
この5年、会員の先生も会員ではない先生も含めると、本当にたくさんの治療家の方々と接する機会をいただきました。
そして、様々な相談を受け、それにお答えしてきた5年間でした。
その結果、成功する先生と成功できない先生を比較検討することができたことは治療院経営LABをするにあたり、非常に参考になりました。
治療院経営LABをスタートさせるにあたり、成功する治療家の共通点を明確にする必要がありましたが、比較検討していくことで、7つの条件が最低限揃っていないといけないということがわかりましたので、今回はそれを紹介させていただきます。
条件①患者さまと上手にコミュニケーションを取ることができる
実はこれが非常に難しいんです。
というか、自分では「できている」と思い込んでいて、実はできてないというパターンに陥ってることが多いのです。
「んなことないわい!俺は患者さんとむっちゃ喋りまくってるで!」
「僕は患者さまとしっかり会話してます」
「私はちゃんと患者さまのお話をしっかりじっくり聞いてます!」
という声が聞こえてきそうです。
そう、この勘違いが成功への足枷になっていることが多いのです。
いや、すでに成功されていたらいいと思います。
でも、年収1000万以下なら成功とは呼べません。
年収1000万以下の先生は認識を改めていただかないといけない部分なのです。
例えば、会話ひとつでも単に笑わせるだとか、会話を弾ませるなんてことは別に治療家はしなくてもいいです。
もちろん、治療家としてのコミュニケーションができて、なおかつ笑わせるだとか会話が弾むというのはありですが。
媚びへつらってヘラヘラしてても、会話は成立しますよね。
患者さまが上、治療家が下、という関係性ではなく、そしてもちろん患者さまが下、治療家が上という関係性でもなく、いかに対等な関係を構築しながら、徹底的に信頼していただけるかがミソになります。
初診時にこれがしっかり構築できていれば、リピート率やクチコミ対策などに頭を悩ませなくてもよくなります。
条件②時間を意識しながらマルチタスクをこなすことができる
ついつい患者さまとの会話に夢中になって手が止まる、治療に集中しすぎて知らない間に時間がすぎていく・・・
そんな経験はないでしょうか?
接骨院・整骨院で、まだ修業という名目で安い給料で働いていた頃なら、そんなことをすると膝蹴りされてました。
会話しながら手も動かして、なおかつ時間を意識する、くらいのことはできて当然です。
また、治療院を開業した以上、治療家でもありますが経営者でもあります。
となると、治療家としてのタスクをしながら、経営者としてのタスクをする必要があります。
1日に色々なタスクをこなしていかなければなりません。特に今から開業する、開業して年数が浅い場合は尚更です。
となると、治療にしても経営にしても、同時に2、3個のタスクをこなせるようになっていなければいけないのです。
条件③タスク管理ができる
患者さまが来られないからと言って、ゲームをしたりYouTubeを見ている暇などないわけですが、なぜだか治療院が暇で、他のタスクをする時間がいっぱいある先生ほど、遊んでいるという現実もあります。
目標を達成するまでのタスクを、優先順位をしっかり決めて取り組むことができる能力も必要不可欠になります。
逆に、それができないのなら開業してない先生は開業するべきではないですし、すでに開業してて暇な先生には廃業をお勧めいたします。
条件④1回の治療で患者さまの身体の何かしらに変化を出すことができる
下手くそなマッサージしかできない人には絶対にできないのがこれです。
後述する条件にも関わってくることになるのですが、痛み、可動域、感覚、見た目、なんでもいいのできっちり変化を出すことは必須となります。
せめてそれくらいできるレベルになってから開業せえよって話になります。
そしてそういう技術をただ知ってるのではなく、そこそこ使いこなせるようになってから開業せえよって話なのです。
条件⑤医学的知識を持っている
解剖学、生理学は最低限必要ですが、柔整なら一般臨床学、あはきなら臨床医学総論的な科目の知識も必要となります。
できれば、眼科、耳鼻科、外科、整形外科、内科学の知識は、医師ほどの専門性は持たなくてもいいかもしれませんが、高い知識を持っていればいるほど良いです。
逆にこのあたりの知識を持っておられないのなら、開業するべきではありません。
というのも、単に患者さまをしっかり診られないというだけでなく、診てはいけない手に負えない患者さまを治療してしまうこともあるからです。自衛のためにも高めておきたい知識なのです。
条件⑥解剖学的見解の元に身体を触ることができる
世の中には恐ろしい治療家がいます。
大腿二頭筋を触知できない先生がいるのです。
それで開業するって、頭おかしいでしょ。笑
まあそんなひどいのは少数だと思いたいところですが、立方骨を触知してと言えば第5中足骨を触る、手の舟状骨を触知してと言えば、橈骨を触る、というのは結構あります。
肩関節の骨模型をバラしたら、右肩甲骨に左上腕骨をセットしようとする人もいるそうです。
肩甲挙筋、まさか背中側から触知しないですよね?
膝の内側靱帯と内側半月板を区別して触知できますよね?
椎骨、何番か数えていけますよね?
肩甲棘、触知できますよね?
できる先生からすると、「バカにしてんのか?」というような内容ですが、できない先生が多いという事実を目の当たりにしてきました。こういう当たり前のことができ、解剖学的知識を持っていると、治療セミナーを受けたときの吸収力が変わります。
条件⑦治療セミナーを受講し続けている
学びを忘れたら終わりです。
特に若い先生は絶対に未熟です。
完成しているはずがありません。
もちろん、僕もそうですので受け続けています。
毎回毎回、色んな発見があってレベルアップできますし、自己流に変形してしまう前に修正できます。
良い治療セミナーは受け続けるべきです。
ただ、最近はあきらかにまだ未熟な人が治療を教えてる場合もあります。
年齢が全てではないですが、しっかり研鑽され続けてる名人、達人と言われる先生の技術を学ぶほうがいいかと思います。
総合点を上げろ!
さて7つの条件を紹介させていただいたわけですが、7つすべて満点というのは目指すべきところではあるのですが、自身の特性もあるのですぐにできるようになるわけではありません。
イメージは、レーダーチャート。
こういうやつです↓
もし各条件を点数化できるなら、総合点が増えるように努力すればいいかと思います。
ただ、得手不得手はあるにしても、7つの条件ともそこそこのレベル以上であり、なおかつその中で得意な部分を伸ばしていくというイメージです。
総合点が高く、なおかつ不得手な条件の点数も及第点以上であれば間違いなく成功できるでしょう。
総合点が上がれば、こんなことはしなくてもよくなります
7つの条件をすべてそこそこアップさせていくには、それなりの努力が必要です。
ただ、昔はそのレベルになるまで修業してから開業したものです。
私自身も、修業初日に「今日から10年は開業するなよ」と言われたものです。
さて、実際7つの条件をすべてクリアしていればいったいどうなるのでしょうか?
まず、今流行りの、煽りバリバリの値引きチラシ、回数券販売、トークスクリプト・・・などは一切必要なくなります。
というか、「そういうことはしたくない」という感性が磨かれていきます。
次に、無駄なセミナーを受けなくてもよくなります。
五十肩で肩触ります?笑
なんでもかんでもどこか限定された場所触るだけでよくなります?笑
そんなセミナー多いですよね。
過去に交通事故の詐欺で逮捕された人が講師やってるところもあるようですね、知らんけど。笑
見る目が養われるので、そういうところに騙されなくなります。
総合点が上がればこんな風になります
まず、クチコミが増えます。
そしてリピート率が上がるのは当然となります。
そうなると、新患を獲得するのがクチコミで、そしてリピート率はかなり上がるため患者数は増えていきます。
じわじわ、じわじわと売上が伸びていきます。
この時点で、値引きチラシや回数券販売などの邪道なマーケティングをすることなく、自分の価値を、その価値を必要としている人にお知らせするというマーケティングの王道をすることができるようになります。
ストレスなく、自身が診るべき患者さまを診て高い単価の治療を提供し、なおかつ患者さまからも感謝される院を作ることができるのです。
完成形
最終的には、集客を一切しなくてもよくなります。
というか、できなくなります。
よくコンサル系セミナーで
「1ヶ月〇〇人集客!」
とか言ってますけど、もしそんなに来てしまったら忙しくてえらいことになります。
1ヶ月に5人来ても十分、そういう院になります。
マーケティングに注力しなくてもよくなりますので、タスクが減ります。
ここまでくれば成功、すなわち、治療院の完成となります。
治療院経営LABでは総合点を上げるメソッドをお伝えしています
治療院経営LABでは、とりあえずチラシのテンプレを渡して、アホみたいな値引きをして回数券を売りつけるような軽薄なことは一切お伝えしてません。
軽薄な方法だと、短期的には売上は上がるのですが、長期的視点で見た場合にどうしても経営が苦しくなってくるのです。
これは治療院コンサルが増殖していることでもおわかりかと思います。
10年、20年と院をしていくわけです。
また、治療の勉強を熱心にしている先生ほどそういう軽薄な方法に蝕まれると、ご自身が勉強してきた全てを安売りし、価値を下げ、将来廃業に追い込まれてしまうのです。
もう何人もそういう先生から相談を受けてきました。
総合点が低い先生が総合点を上げられるトレーニングを、総合点が高い先生はそれを活かした治療院の経営方法をお伝えし、治療院業界の底上げをするのが治療院経営LABなのです。
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今回、この記事をお読みになられた先生に限り、優先的に入会させていただけるようにしました。
今、どのレベルかは問いません。
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を読み込んでください。(しかし大きいですね。。。)
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