こんにちは、治療院経営ラボ主宰の松村です。

去年で整骨院自費成功アカデミーを終了し、医師、歯科医師、柔整師、あはき師を対象にして、単にガツガツ事業拡大して売上を出すのではなく、治療家がウソをつかずに治療家らしく院経営して収益を上げるという仕組みをお伝えするために治療院経営ラボを立ち上げました。

正直、まだ保険に依存している先生がいるなんてこれっぽっちも思っていませんでした。
善し悪しは別として、色んなコンサルが自費移行に関してはセミナーをしているので、てっきりほとんどの先生が保険からだ脱却できているものだと勘違いしていました。

しかし、また最近「自費にしたいんです」とよく相談されて、

「なるほど、まだまだ悩んでいる先生は全国にたくさんいるんだ」

と気付かされました。

はっきり言います。
今年中に計画を立てて、来年には保険脱却の目処を立てないととても危険です。

保険に頼り切った経営が危険な4つの理由

理由①先生と先生の家族の命を削る院経営

保険事業というのは、事業スタイルでいうと薄利多売方式です。
どんぶり勘定で言うなら、柔整なら電療、罨法、後療含めば1部位600円です。
平均部位数が2程度だとして(僕が保険やってた頃の平均部位は1.8でした)、1回の単価は1200円です。
窓口金額が〜、とか複雑な事情もあるかもですが、患者さまが一人来て1200円なわけです。
だからこそ、保険中心の整骨院事業の成功モデルは広いテナントで、スタッフを数名雇用して、大人数の患者さまを集めて回す、というのが唯一のものでした。
治療の質より、スタッフのマネジメントと院内のオペレーションが経営の鍵でした。

私は常々、治療院という事業を単体で、しかも個人経営で行うのであれば月商100万円が最低ラインとラボの会員の先生にはお伝えしています。

なぜかというと、月商100万円の中から経費を引くと、残りお金で「なんとか生活できる」範囲の金額が残るからです。
ただ、我々はサラリーマンではないので個人事業だと給与所得控除もなければ、ボーナスもありません。
お金だけ、という点であれば、月商100万円レベルというのは、サラリーマンをしているほうがお金ももらえて安全な生活ができるのです。

では、保険で、一人院で月商100万円にするにはどうすればいいのか?
簡単な四則演算になります。

100万円÷1200円=833.3333・・・

月にのべ834人の患者さまが来院されないといけません。
年中無休なら、1日28人。
25日稼働なら、1日33人。
20日稼働なら、1日42人。
これだけの数を1人で診ていかなければ成立しない数字なのです。
(あくまで一切の自費なし、オール2部位での計算です)

年中無休で働いて、家族は幸せでしょうか?
常にお父さん、お母さんが家にいない生活です。
そして、その割に裕福な暮らしではない。

後述しますが、僕自身が自費に移行してすごくわかったことは、「整骨院に来る保険患者の大半が特殊」です。
そんな人たちと毎日たくさん接して、ストレスはマックスになります。
事実、保険で流行りすぎたけど、治療が好きで現場に出ているという先生は、何かしら大病をされています。
僕自身も、過去に内臓を壊したり、30代前半で血圧が200近くになったことがありました。(今は正常値です)

先生、あなたは自分自身にとってもあなたの家族にとっても、一番大切な命を削って仕事をしているのです。

 

理由②保険患者のクオリティ

さきほど、「整骨院に来る保険患者の大半が特殊」と言いました。
思い返してみてください・・・・

「先生、なんで〇曜日休みなん?来にくいわ」
「先生、なんで〇時で終わりなん?」
「先生、なんで昼開けてくれへんの?」

一度や二度は、こんなことを言われたことはありませんか?
先生がもし飲食店に行って、

「なんで〇曜日定休日やねん」
「なんでラストオーダー〇時やねん」
「なんでランチやらへんねん」

とか言います?
言う人は非常識なので、業界のために廃業をお勧めしますが、普通は言わないです。
たとえ思っていても。
そんなことを平気で言う人たちなんです。
100円値上げしても、もうクーデターレベルのクレームが来ます。

もちろん、すべての保険患者がそうだとは言いません。
しかし、多くの保険患者がそういうことを平気で言う人達なのです。
そしてこれはお金持ちだとか貧乏という、所得に比例しているわけではありません。

事実、私は保険どっぷりから自費移行をしましたが、保険時代に大金持ちの人も来ていましたし、逆に自費移行してから年金暮らしの高齢者の方も来られています。
表現は非常に悪いのですが、「そういう人種」の人たちが集まりやすいのです。
自分の身体、健康にお金をかける気が全くない、そういう人にどれほど労力をかけるのでしょう。
日本の制度の弊害でもありますが、昔麻生太郎さんが言っていたことは、過激ではあるけれど正論なのです。

治療技術を学ばずに、マッサージ(それも下手くそな)だけしかできない先生は、選り好みせずに保険でやってください。
不味いものを高く売るほど罪悪なことはありません。

しかし、高いお金と休みの時間を費やして技術セミナーに行き、しっかり練習し患者さまを治している。
そういう先生は、「そういう人種」に命を吸い取られる必要はないのです。

 

理由③日本はもはや後進国である

まずはこちらのニュースを見ていただきたいのですが・・・

日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう

孫さん自体、好きな人もいれば嫌いな人もいるでしょうが、残念ながらそんな個人的な感情は関係なく、彼の言ってることは正しい。
このニュースではあまり触れられていないが、GDPが下がっていることはもちろんですが日本の人口は減り続けています。
また、日本は過去に爆発的に人口が増えていますが、この爆発的な人口増を経験した国で、その後人口が増えた国は存在しないのです。

先述したように、保険事業は薄利多売方式です。
安い値段で、とりあえずたくさんの人を集めることで成立する事業。
治療院の数は増え、日本の人口が減っている現代、薄利多売方式は果たして通用するのでしょうか?

そうとう脳ミソの性能が悪くない限りは、経済的観点からも保険でやっていくことが危険すぎるというのは理解できるかと思います。

そして日本経済を見たとき、政府の財源を当てにした事業に先行きはありません。
自費で経営できるようにしていくことは、急務なのです。

 

理由④政治的問題

僕は以前、公的団体にいました。
「柔整師の保険を守る!」などと言っていましたが、その発想がそもそも間違い。
骨折、脱臼の応急処置、捻挫、打撲、挫傷の際に療養費という制度で決められた負担割合だけで施術を受ける権利を国民が持っているだけで、柔整師には何の権利もありません。
それに、肩こりや慢性腰痛を、昭和の時代のように当たり前に請求してケチをつけられないという状況を守るというのなら、それは違法行為に加担することです。

また、業界団体が自民党にいくら貢献したところで、医師会の意見は変えられません。
そして医師会は、その昔は内科や外科のドクターが会長をしていて整形外科は卑下されていたようですが、今は内科は減り整形外科が増えたので、医師会の役職につく整形外科も当然のように存在するのです。

何度も言いますが、骨折、脱臼の応急処置、捻挫、打撲、挫傷の際に療養費という制度で決められた負担割合だけで施術を受ける権利を国民が持っているので、それを奪うことは官僚も政治家も医師会にもできません。

しかし、柔整の不正を取り締まるということはいくらでもできます。

そして、悪気はなくとも、「そういう人種の」患者さまのためを思っていても、日数は増やしてなくても、不正と言われて摘発されればもうおしまいなのです。

先生、あなたはこんな綱渡りをまだ続けますか?

 

先生の未来は、自費で作れ!

保険に頼った経営がどれだけ危険か、少しでも理解していただけたと思います。

「骨折、脱臼の応急処置、捻挫、打撲、挫傷の際に療養費という制度で決められた負担割合だけで施術を受ける権利を国民が持っているから、自費にするのは悪だ!」

そういう論調もあります。
果たしてそうでしょうか?
外傷を自費で診てほしい人もいます。
そういう人は僕の院に来ます。
別に世の中から保険を使う整骨院が消えてなくなるわけではないですし、別に本当の外傷なら保険でやってあげたらいいとも思っています。

僕が言いたいのは、そういうしょーもないことではなく、不正やめようよってこと。
真っ白で経営しようよってこと。

で、データ的に都心部の整形外科の外傷の患者数というのは、全患者数の数%ほど。
そりゃ、無愛想でコミュニケーション下手な整形外科医に「骨異常ないからシップね」と言われるよりも、整骨院でしっかり診てもらえる分患者数が多いにしても、月にのべ800人以上の人が外傷で通うというのは現実的ではありません。

モンゴルいくかスキー場行くかですよね?

実際、外傷を売りにしている院でも、単に他の整骨院より骨折や脱臼がよく来るよって程度で、収益は肩こりや慢性腰痛をガチャガチャ矯正して保険+自費(安め)とかで経営しているってのが現状です。

外傷を保険で診る診ないってのは、統計的な数値で考えると、もはや経営的にはどうでもいい話で、支払うべき金額を支払い、残ったお金で家族を養っていくためには自費しかないというのが現状なのです。

「そんなこと言って、さっき日本は後進国だ、人口減だ」

って言ってたじゃないか!

そういう声が聞こえてきそうです。

その通りです。
しかし、いわゆる世界の後進国との大きな違いは、そこそこの年収の世帯数です。
これが日本と他の後進国との違い。

「国民総中流家庭」と以前に言われていましたが、年収300万以下の人もいるかわりに、年収900万以上の人もたくさんいるわけです。

また、池上彰さんじゃないですけども、計算すると年収900万以下の人は国にお世話になる人。
900万以上の人の納税で生活してるという解釈になります。
あなたが保険で年収900万円以下(年商ではないですよ)なら、あなたは年収900万以上の人たちが支払った税金をアテにした仕事をして、年収900万円以上の人の納税で作られたり補修されたりした道を歩き、年収900万円以上の人の納税で作られた信号機によって車にひかれずにすんでいるということになるのです。

恥ずかしくありません?

柔整師は、そんなに駄目な職業でしょうか?

僕は柔道整復師という仕事が大好きです。
中学生の頃から憧れて、「接骨院の先生になる!」と決めて、そしてなった職業ですから。
自費でしっかり患者さまを診て、しっかり稼いで納税し、不正をなくすことで柔整師の社会的地位はもっともっと上がります。
行政からの信頼も回復できるでしょう。

あなたの未来も、柔整師の未来も、自費で作っていくことができるのです。

 

自費にしたいけどできない理由

僕自身、ずっと保険バリバリの院で修業して、保険しかやらない整骨院を開業しました。
自費に切り替えようと思ったとき、

「今までの患者さんが来なくなったら売上なくなる」
「地域の人になんて言われるんだろう」
「今の技術で本当にやっていけるのか」

という不安に支配されました。

色々な先生に相談を受けても、結局のところは

①今までの患者に嫌われたくない
②売上を失いたくない
③技術に対する不安

の3種類にまとまりました。

①今までの患者に嫌われたくない

「患者さんを切るのは・・・」
「今までお世話になったし・・・」

表現は様々ですが、要は自費にして嫌われたくないって理由。
はっきり言うと「そういう人種の人たち」は切り捨てましょう。
先生の命を削るだけの存在。

そして、まともな人は絶対に残ります。
そして、僕はそうできる知恵を持っています。

先生が相手にするべき患者さまだけにフォーカスできるようになる、それこそが自費なのです。

 

②売上を失いたくない

これは保険をやめれば患者ゼロ、という思い込みから来る不安です。
そうならないように経営努力をすればいいのです。
経営努力の方法を、僕は知っています。
もちろん、経営努力をしない先生は廃業です。
そして、僕は努力しない人が大嫌い。
勝手に廃業してくれればいいので、努力できる人にその方法をお伝えしたいといつも思っています。

 

③技術に対する不安

今までなんの勉強もしてこなかった、という場合は廃業です。
それしか道はありません。なぜなら人の身体を預かる、しかも国家資格者がそんなことでは業界の質が上がりません。
業界のためにもどうか廃業してください。

技術の勉強をされている先生でも不安はついてまわります。
もちろん僕も名人達人とはほど遠いので、治療のセミナーはなるべく参加するようにしています。

先生より上はたくさんいますが、努力をしていきている以上は先生より下もたくさんいます。
そして、治療のセミナーに参加する先生のほとんどが、「みんな頑張って治療の勉強をしている」と勘違いちがちですが、残念ながら解剖学も「ほんとに国試受かったの?」レベルの知識で、ろくにマッサージもできず、手技も勉強せずという国家資格者はたくさんいますし、事業拡大している若手スタッフなどは話にならないレベルなので、全く問題ありません。
そういうのが保険だけでなく自費も取っている世の中なんです。
そういうのよりも本物な先生であれば、自費で成功しないはずがないのです。

 

自費移行の方法、お伝えします

自費にしなければならない状況であることは理解できました。
そして、自費にするのが不安でできない理由は、解消できることがわかりました。

その解消法をセミナーでお伝えします。

今回のセミナーは、過去に僕が整骨院自費成功アカデミーでのセミナーでやった内容ではなく、会員でないと聞けなかった内容をすべて公開するセミナーです。

アカデミー会員はすでにほとんどの先生が自費に切り替えることができました。

脱落したのは経営努力をしなかった先生だけです。
要するに、セミナーでお伝えする内容は、「やれば結果が出る方法」なのです。

本来ならば1年くらいかけてやる内容です。
しかし、セミナーですのでそれほど時間を取ることはできません。

ですので、180分に濃縮して自費移行の方法をお伝えします。
それだけではなく、受講される先生方に応じた自費化スケジュールを立てるワークをやっていただき、実践できる計画を立てていきます。

それを、Facebookグループを作り、フォローしていくというアフターケア付きのセミナーとなります。

 

講師紹介

・松村 正隆

僕ですね。
自費移行して月商20万になりましたが、半年で10倍にしました。
まあ金額はどうでもいいのですが、当時自費移行のセミナーなどない中、手探りでたくさん失敗してきました。
その失敗があるからこそ、どうすれば失敗するかを知っています。
その失敗を元にメソッドを作り上げました。
治療できる先生が、先生らしく生きていっていただきたい、そう思って活動しています。

 

・島田光章

治療院経営ラボの理事であり、マーケティングからマネジメント等、経営のプロフェッショナルです。
彼自身、元々は畳屋という整骨院以上に厳しい業界でコンサルタントをし、100社以上が年商1億円になったという優れたコンサルタントです。
彼が作るワークは、すべて結果にコミットしたものばかりで、正直脳ミソから火を噴くものばかりですが、それゆえに結果は出ます。私自身も彼の経営アドバイスはいつも参考にさせていただき、現在の事業を作り上げています。

 

※注意 「楽しくワイワイなセミナー」ではありません!

役に立たないセミナーの多くは、受講者を楽しませ、大して実にならない話をして終わります。
自費化は急務なため、そんな無駄なことをしている時間はありません。
また、ポーズを取ってみんなで写真撮るようなキラキラ系で成功者はいません。
結果だけに重視したセミナーとなりますので、楽しさをお求めなら吉本新喜劇でも見ておいていただければと思います。
シビアな内容になること、内容に対して時間が180分しか取れないこと等から一切の無駄を排除させていただきました。

 

受講料はたったの2万円(税別)

アカデミー会員の先生は、入会金30万円を支払い、毎月1万円の会費を支払って数年間学んできた内容のセミナーですが、今回は自費にしたくてもできないとお困りの先生に受講していただきたいということ、僕自身柔整師という仕事が好きなので、なんとか柔整業界を良くしたいという想いから、破格の値段とさせていただきました。

 

今年、これが最後の開催です

僕が行う自費系のセミナーは、今回開催分で最後となります。
理由は、多忙であることと、このご時世に自費にしていない人を、来年まだ「なんとか手助けしたい!」と思っているかどうかわからないということです。
だって、絶対にやらなきゃならない状況なのは、ニュースみて、業界の動向みて、統計の数字見りゃ誰でもわかるわけじゃないですか。それなのにいつまでも行動を起こさない人に対して頑張るエネルギーを、僕は持ち合わせていません。
それに自費化は急務ですが、一朝一夕でできるものでもありません。
今から取り組んでも来年になるでしょう。
となると、来年セミナーをすると、自費化は再来年ということになり、更に厳しい状況になってしまうわけです。
もしかしたら、無駄な努力になってしまう恐れすらあるのです。

 

成功者の生の声が聞ける

今回は、僕だけでなくアカデミー時代からの会員で、すでに自費移行を成功させ、現在は治療院経営ラボのトップチームとして事業展開をされている先生をお招きしています。
僕の声だけでなく、実際に成功した先生の声もお聞きください。

残り4名様のみ

しっかりお伝えしたいので、少人数で開催させていただきます。

 

セミナー概要

開催日時:

大阪会場:終了

東京会場:10月26日(土)17時30分〜20時30分

※終了後、希望者のみで懇親会を開催します。(費用別)

事後フォローについて

セミナー終了後、Facebookグループを作成します。
詳細はセミナー後にお伝えさせていただきます。

開催場所:

大阪会場:終了
東京会場:品川駅近辺

※申し込み手続き完了後、詳細をお伝え致します。

定員:

大阪会場 満員
東京会場→残り3名様

受講料:

21,600円(税込)

持参するもの:

筆記用具

その他:

リラックスできる服装でお越しください。
(ジャージ、スエット不可)

申し込み期日:

大阪会場:終了
東京会場:10月19日(土)までキャンセルが出たため、1名のみ10月25日(金)20時まで申込受付します

受講資格:

柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師

キャンセルポリシー:

開催10日前まで→全額返金
開催7日前以降→返金なし

※懇親会について
3日前までのキャンセル→懇親会費の負担なし
前日以降のキャンセル→懇親会費全額負担

 

来年には自費にしたい!
そう思われている先生は、今すぐお申し込みください。

※申し込み期日前でも、定員に達した場合はその時点で受付を終了させていただきます。

お申し込みはこちらからどうぞ

    必須お名前

    必須施術院名

    必須電話番号
    ※当日連絡可能なお電話番号をご記入ください。

    必須メールアドレス

    必須保有資格

    必須参加日

    必須申込者本人である

    必須懇親会

    任意備考

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です