治療院経営ラボ代表の松村です。
2021年12月5日は、治療院経営ラボの2021年に行った取り組み全てを公表し、実際に実践し何かしらの結果、成果を出した先生を表彰させていただくセミナーを開催させていただきました。
また、アワード受賞者の中から参加者の先生方にご投票いただき、MVPを決めさせていただきました。
今回は各受賞者の先生方とその事例、そしてMVPを受賞された先生を紹介させていただきたいと思います。
結婚を諦めた50歳直前のおじさんが26歳の受付嬢に「ずっと働かせて下さい!」と言わせるまでの求人テクニック
治療院を含めた接客業においてのヒエラルリーは確かに存在します。
トップの階層は若い女性。
その下におばさん、おばあちゃん、若い男性(ただしイケメンに限る)と続きます。
ここまでが地上のお話でおっさん以下は地下レベル。
竹野内豊とか東山紀之とかでない限り、僕たちは地底に近い階層にいるという自覚が必要です。
僕ももう45歳の身体のでかいオッサンなので、接客のヒエラルキー的には最下層に近いポジションです。
兵庫県加古川市でひさき鍼灸整骨院を経営している久木先生も、僕と同様に地下階層の住民。
残念ながら東山紀之レベルのイケメンではありません。
本来であれば、地上の住民である20代女性なんて、キャバクラで高いお金を支払わないと会話もしてくれません。
また久木先生ご自身、治療院経営ラボの前身である整骨院自費成功アカデミーに入会された頃から今まで数年間ずっと受付スタッフ雇用を提案してきましたが、絶対に首を縦に振らず、1人で治療院をやってきました。
キャリア的にも1人院の荷は重く、何回も経営的な相談をされましたが結論は「受付スタッフ雇用」でした。
そんな中、今年の月例ワーク(ラボ会員限定の毎月の勉強会)で「実践オペレーション」という科目を体験し、受付スタッフの必要性を痛感。
ちなみに「実践オペレーション」とは初診の患者さんが院に入ってきてから治療を終えて院を出ていくまでのすべての流れを、高リピート率かつ治療効果を最大化できるように構築し直すワークです。
実際にこのワークを体験したことで、今までどれだけお金をドブに捨てていたかがわかり、受付採用に踏み切ったのです。
治療院経営ラボの採用メソッドをフル活用することで、ヒエラルキー最下層でる僕たちでも、20代の女性が〝頭を下げて「お願いだからずっと働かせてください」と言ってくる〟ようになるのです。
今年は、長年逃げ続けていたことへのチャレンジを評価させていただいてのアワード受賞となりました。
久木先生、おめでとうございます。
ラボのメソッド通りにチラシを作っても、無知な業者がメチャクチャにしてしまう例と、お金を失う前に知っておきたい失敗チラシの予測方法
治療院経営ラボは〝儲ければ何をしてもいい〟という、値引きチラシを撒き散らしたり、回数券を売りつけたりさせる団体ではありません。
もちろん、売上はあったほうがいいですが、そのプロセスも大切。
その点、横浜市で健湧接骨院を開業されている江本先生はコツコツとラボでのメソッドを実践され、売上を倍々ゲームで伸ばしてきました。
それも、チラシ配布なしで。
チラシ配布できる状況になったため、ラボのメソッド通りのチラシ原案を作成し、何度も添削を繰り返し完成させました。
この添削も、たかだか一度や二度却下されたくらいで心が折れて添削を出さない先生や、添削がイヤ(意味不明)で独自でチラシを作って失敗する先生が多い中で、何回撃ち落とされてもめげずに原案完成までこぎつけました。
あとはこの原案を印刷屋に持っていけば・・・・
という段階で、印刷屋のデザイナーがゴミのようなチラシに変えてしまいました。笑
どれくらい変わったかというと、例えば「上半分の右側に院長の写真を大きく」とデザインしていたとするとできあがったチラシにはなぜか動物の写真が小さく掲載されているくらいのレベル。
日本語知らないデザイナーなのか?と思うほどひどかったです。
しかし、このおかげで〝ラボの常識を知らない先生が見たら良いチラシでも、ラボに入れば必ずダメだとわかるチラシの見分け方〟の典型的な例が出てきたので、当日受講された先生方は本当にラッキーだったと思います。
今回は他の先生も参考になる、江本先生は一切悪くない失敗例ということで、失敗賞としてのアワード受賞でしたが、実践するからこそこういうこともある、ということで、失敗を恐れずチャレンジしたことに対する賞とさせていただきました。
江本先生、受賞おめでとうございます!
スポーツ系事業は趣味とこだわりの強さでほぼ失敗することが多い中、本人のやりたいことを実現しながら収益化する治療院経営ラボの事業構築メソッドを実践
続いては、野球、いや、ピッチング大好き森先生。笑
僕自身、そこそこガチで柔道をやっていて、結構競技レベル高い学校の指導者をさせていただいていたのでわかるのですが、スポーツに関わるというのは麻薬的な魅力を持っていて、なおかつだいたい手弁当になることが多いです。
京都市でもり鍼灸整骨院を開業している森先生の場合は野球。
正直、いろんな競技の中で野球は非常に厄介。
例えば森先生は甲子園出場経験があるわけですが、例えば僕の地元西宮、特に僕の院のあたりは僕の母校でもあり、甲子園常連校でもある報徳学園野球部OBがたくさん住まれていて、それこそ石を投げたら高校時代甲子園出場したオッサンに当たるレベルです。笑
でも、実際に出場するのは本当に大変。
これは僕も競技は違えどガチでやっていたのでむちゃくちゃわかります。
が、しかし、その本人と世の中とのギャップをどれだけ理解できるかも大切になってきます。
プロでやってたという場合でも、ファームまで入れた過去にプロで野球をやっていた人はたくさんいるわけですし、それこそ僕の院がある西宮には元阪神タイガースのなんちゃら、という院が数軒あります。
2軒ほどはそこそこ有名だった選手が院をされているそうです。
(僕自身、野球は詳しくないので阪神タイガースは岡田掛布バースしか知りません)
とはいえ、甲子園にすら出ていない単なる野球やってたレベルの人偉そうに指導がどうだ、フォームがどうだというのもあまり説得力がないという、結構大変な業界でもあります。
このようにメジャー競技は自身が現役でやっているときは恵まれているのですが、引退後にその競技に関わる仕事や事業を、となるとなかなか難しいのが現状です。
そんな中、森先生は自身の怪我の経験から、ピッチング時に怪我をしないようにすることや投球速度などのパフォーマンスアップを目指す内容のことを見事に事業化。
MORIピッチングラボを立ち上げ、選手のサポートを行なっている。
YouTubeチャンネルの登録者数は万人超えとなり、大好評の中しっかりと売上も出しています。
とはいえ、順風満帆というわけではなく、色々と試行錯誤し、ラボの理事たちとも何度も話し合いをし、最初は失敗もしながら事業構築に成功したわけです。
今回、そのチャレンジ精神と実践力、そして結果に対しての受賞となりました。
森先生、おめでとうございます!
みんなやりたがるセミナー事業。
「教えたがり貧乏」にならないためのシステム構築ノウハウ。
そして院内では脅威のリピート率を誇る印刷ツール。
最近の治療院業界、なんだかすぐにセミナーやりたがりますよね。
天才的な人は別として、僕のような凡人は思い立ってセミナーをしてもだいたい失敗します。
またセミナー事業が厄介なのは、その失敗を認識できないこと。
ほとんどの常識的な受講者は「お前のセミナー、全然あかんわ!」と捨て台詞を残して退室する、なんてことはしません。
なので〝できている気〟になっちゃいます。
また、受講者ゼロというのは少ないので、数少ない信者さんに囲まれてあたかも成功者であるような勘違いを起こすリスクが高いのもセミナー事業です。
その点、西宮市でひこばえ整骨院を開業している齋藤先生はすごいんです。
齋藤先生は早くから自身の院のYouTubeチャンネルを開設。
チャンネル登録者数は3万人超えの人気チャンネルとなっております。
もちろんYouTuberではないので、問題は集客できるかどうかですが、これが大ヒット!
さらにラボのメソッドであるアナログの印刷ツールを使うことで取りこぼしも最小限にして院の収益を最大化しながら、このYouTube集客をコンテンツ化しました
コンテンツ化、と簡単に書いてますが、ここからラボの理事との戦いです。笑
僕らが遠慮なく「こんなんわからへん」「意味不明」と言うので、ブラッシュアップするしかないのですが、持ち前のガッツでガンガン添削を出し、完成となりました。
現在はコンサルやオンラインサロン、セミナー等を手広く展開し、来年につなげていきます。
齋藤先生の実践力とその圧倒的な結果による受賞です。
齋藤先生、受賞おめでとうございます!
広告費ゼロ円で数十万世帯に配布され、
爆発的な集客力を誇る売り上げ〇千万円院の最新技
小野市でこころ鍼灸整骨院を開業している作尾先生は一昨年、去年と二年連続でMVPを受賞された、狂ったように実践して結果を出す怪物先生。
治療院のほうはラボのメソッドを使ったプレスリリースでマスコミを最大限活用し、〝頭を下げて「お願いだから治療を受けさせてください」と言ってこられる患者さん〟ばかりを異常なほど集めて、えげつない金額の売上を叩き出しました。
さらに治療院経営の塾や柔整師のための自費移行塾を事業として展開。
こちらは先述したようにセミナー事業なので、コンテンツ作りがとても大切になってきますが、作尾先生も齋藤先生と同様怪物級の実践力でどんどん結果を出していかれました。
作尾先生、3年連続の受賞おめでとうございます!
98%の健康グッズは手取り1000万円に届かず撃沈!
その理由は商品ラインナップが間違っているから・・・
商品の性能には一切手を加えず自動的に売れる魅力的な商品企画
大阪市で城東整骨院を開業している山岡先生はオリジナル商品開発。
ご自身が勉強してきたものを健康グッズとして開発販売するのですが、これがとんでもなく大変。
多くの同業の先生が、健康グッズ販売の原理原則を知らないので、当たらなくて在庫を抱えるか、一発当たってもそれで終わって、「昔一回だけこの商品売ったことあんねん」レベルで終わります。
山岡先生も最初はご自身の想いが強い分、「良いものだったら勝手に売れる」幻想をお持ちでしたが、ラボ理事による「こんなん売れへん」という強烈なダメ出しに屈することなく、理想と現実の狭間で試行錯誤しまくりました。
それが終われば次は業者とやりとりしての試作品作り。
これがまた大変。
江本先生のチラシの事例と同じで、言葉が通じない人はこの世の中にいっぱいいます。
全然ちゃうやんけってのを作ってきたり、白が黒になったり・・・・
本当に色々大変だったかと思いますが、挫けずにオリジナル商品を完成させました。
山岡先生も、森先生、齋藤先生、作尾先生同様、院の売上を高い水準でキープさせながらの事業展開。
素晴らしい実践力による受賞でした。
山岡先生、受賞おめでとうございます!
MVPを受賞された先生のご紹介
治療院経営ラボでは、毎年アワードを受賞された先生方の中から、セミナー受講者の先生方の投票によってMVPを決めます。
アワード受賞者全員に1票以上は入る接戦となり、さらにMVPは同数となりました。
同数で票がトップだったのは、山岡先生と作尾先生。
作尾先生には申し訳ないのですが、2年連続受賞されていたのでご辞退いただき、山岡先生のMVP受賞となりました。
山岡先生、おめでとうございます!
アワードを受賞された先生方の新事業のご紹介
おうちでできる歩行ケア
MVPを受賞された山岡先生のオリジナル商品です。
販売用ページはこちらになります。
↓
https://sun-hills.info/
販売用ページは僕のサイト制作会社にで作らせていただきました。
ラボのマーケティングメソッドの活用もあり、バカ売れ状態ですし、代理店の募集もしてるとかしてないとか・・・
詳しくはまた案内させていただきます。
整骨院自費成功塾
影のMVP(笑)、作尾先生がされている整骨院の自費移行の指導をする塾です。
治療院経営ラボの前身である整骨院自費成功アカデミーのコンテンツもそのまま横流ししています。笑
すでに何人もの先生が成功されています。
ページはこちら
↓
https://chiryoin-jihiseiko.com/
治療院・セラピスト専門動画集客チャンネル
齋藤先生の動画集客セミナーやコンサルのページです。
実践したことをお伝えする先生なので、成果が出るのは当たり前。
ラボの会員の先生も何人も齋藤先生のお世話になっています。
ページはこちら
↓
https://katsuya-saito.com/
MORIピッチングラボ
こうやって、他の先生の事業と一緒に紹介したら、森先生だけが事業名や商品名に自分の名前つけてますね。笑
どんなけ自分好きやねん、というラボの身内ネタは置いといて、大好きな野球を上手に事業化され、野球選手からとても喜ばれながらしっかり収益化できています。
僕は野球が全くわからないので、もし野球選手来たら森先生に紹介します。
ページはこちら
↓
https://mori-baseball.com/
まとめ
10年後、日本経済は間違いなく終わります。
地方はさらに過疎化し、税収がどんどん減ります。
税収が減ると、電気、水道、ガス、道路の補修ができなくなります。
事実、大阪市でさえ老朽化した水道管を交換する予算がないため、壊れて水漏れしたところから直していくようにしています。
都心、と言われる大阪市内でさえ、あちこちで水が噴き出す事態になりつつあるのです。
コロナ騒動で日本経済は大ダメージを受け、東京オリンピックも終わりました。
あとは大阪万博でお祭りは終了。
すでに地方都市の学校は10年前より生徒数が半減。
雇用しようにも、まともな人はみな都心部に行ってしまう状況。
介護を含む高齢者ビジネスも、国にお金がないので、保険での事業はもうアテにできません。
今と同じ考え方、スタイルで10年後あなたの治療院が存続している保障は何もないのです。
治療院経営ラボの会員の先生は、今回のアワード受賞者の先生方のように、すでに違う未来へと歩き出しています。
次はあなたの番です。
治療院経営ラボ入会はこちら
↓
https://cmlabo.jp/admission/