皆様、明けましておめでとうございます。
治療院経営ラボ代表の松村です。

さて新年一発目から少しキツいことを書いていこうと思います。

 

治療が好きだから誰も雇わない?

人をたくさん雇用すると、単に好きで治療をするということができなくなってきます。
だから治療に専念したい先生ほど、人を雇用したがらない傾向にあります。

僕も一応治療家の端くれですので、それは理解できます。

事実、治療スタッフを雇用してしまった僕は常に平均レベルを取らないといけないため、「本当はもっとこうやれば早く治るんやけどスタッフができないからな〜」と諦めて治療をしていたことがありましたから。

でもそのときは開業時の借入もありましたし、何よりスタッフに給料を出さないといけないという責任もありましたので、本当に身を粉にして働いていました。

それはそれで良い経験になりましたが、僕自身も治療に専念したかったので治療スタッフの雇用は一切しないことに決めた経緯があります。

しかしながら、治療院経営ラボでも会員の先生にお伝えしていますし、僕自身も常に実践してることですが受付や助手としてスタッフを雇用しないといけません。

治療好きなんですよね?
治療に集中したいんですよね?

じゃ、金銭授受だ、次回予約だ、電話対応だ、治療機器の取り付けだ、ベッドメイクだ、掃除だ・・・っていう、治療に直接関係ないことをするのはいかがなものでしょうか?

 

「治療してる間は電話取らないし留守電にしてるから大丈夫」

 

あなたはそれでいいかもしれませんが、電話鳴りっぱなしの中治療をしていただくのって結構気になるものです。

え?

 

「うちの患者さんは誰も気にしないです」

 

って?

いやいや、それは〝鳴りまくってる電話を気にしないで治療を受けることができる人だけが残ってる〟だけです。

 

え?

 

「電話は鳴らないようにしてる」

 

ですって?
機会損失も甚だしい。

というのも、僕自身電話が嫌いで嫌いで仕方ないのですが、どこか新規でお店を予約するとして1回電話してつながらない場合は良いとして、2回つながらないならその店は却下です。

飲食店ならまだしも、治療院の場合はもしかすると急に痛めて不安で不安で仕方なくて「なるべく早く予約したい!」と思って電話される方もいらっしゃると思いますので、やはり電話対応はできるようにしておいたほうがいいと思います。

え?

 

「そんな俺(私)のことをわかってくれる人だけでいいんだ」

 

あなたがそれでしっかり稼いで家族に苦労かけてないならOKです。
もし月商100万円にも満たないならそのセリフは言ってはいけません。

 

 

治療が好きだから患者さん1人に時間をかける?

僕が時短を提案すると、このように言う先生がおられます。
別に時短が絶対的正義ではないので、治療時間が長いのはいいのですが、例えば1時間枠で料金が5000円の場合、1日の受付時間が8時間だったとして毎日毎日予約が満杯で20日稼働でも月商は80万円なわけです。

そこから家賃や光熱費、セミナー代などの経費を出すと、大卒サラリーマンの年収より低くなってしまいます。

独身ならまだいいですが、まだ養育しなければいけない子供を抱えておられる場合、子供の将来に希望はありません。

僕たち治療家は〝◯分◯◯◯円〟ではないですが、事業スタイルとしては時間の切り売りをするわけですので、適正な時間単価での料金設定をしないと、誰も幸せになれないという事態に陥ります。

また、そもそもなんですが、治療時間が長いことは正義ではありません。

当院の場合、予約枠は30分。
僕が触るのは10分程度。

患者さんのほとんどは院に入ってから30分以内に会計まで済んで院を出ていかれます。
治療院に1回行くと1時間潰れるより、30分で済むほうが予定が立てやすいという患者さんもたくさんおられます。

また毎回治療時間がマチマチになってしまって、前回は45分だったのに今回は1時間超・・・・となると患者さんはその後の予定を立てることができません。

例えばいつもはメンテナンスで来院されてる患者さんが受診された際に怪我をされていたであるとか、腰痛で何回目かの治療の患者さんが違う症状が出たというような不可抗力的な場合を除けば、治療家側の実力や自身が提供してる治療法の範囲内でできるだけ短い時間で治療をするほうが患者さんにとっては助かる場合がほとんどなのです。

 

 

そもそも、本当に治療が好きですか?

僕は柔道をやっていたのですが、その関係で強化選手に入っていたような人やオリンピック候補まで行った人などとも親交があります。

また、過去にはプロ野球選手の方やJリーガーの方とも親交を持たせていただいたことがありました。

彼らが全員、ではないでしょうが、僕と親交のある方々は全員、その競技のことが大好きです。
柔道の人たちと飲みにいくと、ずっと柔道の話をしています。

ではこういうガチな人たちの〝好き〟と、例えば草野球や草サッカー、ちょっと友達に誘われてやり始めたテニスやゴルフが思いのほか楽しかったからっていう〝好き〟は一緒なのでしょうか?

前者は、血ヘドを吐くほどの練習をし、その努力を裏切られるような結果(試合で負ける、怪我で結果を出せない等)をも経験し、時にはその競技をやめたくなったり、嫌いになったりすることもあったかもしれなくて、それらを全部乗り切ってもなおその競技が〝好き〟なのです。

だからこそ、鬼のような努力もできるのでしょう。

しかし後者の〝好き〟は、下手するとソレでなくてもいい場合もあります。
僕は最近ゴルフを始めましたが、打てるように上達すると楽しいですが、調子が悪くなると面白くなくなるのですぐに練習をやめます。

ゴルフが好きかどうか聞かれたら、そりゃ好きな部類ですが、手のマメを潰して血まみれになり、厳しい指導者や先輩にアホやのボケやの下手やの言われながらもゴルフをやるかと言われると絶対にやりません。

あなたが言う、治療が好きってどの程度でしょう?

尊敬する先生が講師をしている治療セミナーに出て、その先生に優しくしてもらったり、受講してる先生方と仲良くなって認めてもらえるから好きなんですか?

それとも、血ヘド吐くくらいの思いをしてもなお上手くなりたい、上手くならなきゃならないんだと強く決意するほどの好きなんですか?

 

僕は元々、何をやっても飽きてすぐにやめてしまう人間です。
長く続けているのは柔道とこの仕事くらいです。

その柔道もさすがに36、7歳の頃に試合でACL断裂したのを機にやめました。

治療に関しては、好きになる云々以前に「俺にはもうこれしかない」と思ってこの業界に入りましたので、好きだの嫌いだのという甘っちょろいことを言ってる余裕などなく、まさに人生を賭けていたので必死でした。

もちろん、今は治療の楽しさも味わえ、名人、達人レベルの先生よりは好きではないのかもしれませんが、それなりの深さで治療が好きです。

あなたの言う「治療が好き」って、どれくらいの深さですか?

一度じっくり考えてみてはどうでしょうか?

 

 

「治療が好き」で逃げてはいけない

本当に治療が好きであるならば、その好きなものに対する評価は高いほうがいいと思うのが普通です。
僕は今、僕が学んでいる治療法を安売りしたくありません。
それは別に僕がお金をたくさんかけて勉強してるから、ではなく、その治療法もそれを伝える先生もとても素晴らしい技術と人なので、安売りすること自体がその治療法、伝える先生に対して失礼だと思うからです。

その治療法で飯を食っていく、そういう覚悟があれば経営努力もするはずです。

残念ながら「治療が好き」は、他のどんな努力をしなくてもいいという免罪符にはならないのです。

 

 

まとめ

年始早々、ツラい現実を突きつける身も蓋もない記事を書いてしまいました。

「好きこそものの・・・・」とは言いますが、スポーツでも治療でも上手くいかないときは絶対にあります。

というか、技術というのはすぐにマスターできるものではないので、日々の積み重ねが大事になります。

〝治療が好き〟だからこそ、その好きな治療をずっとやり続けられるように、その好きな治療で患者さんだけでなく自分の家族も幸せになれるように、治療院経営も勉強しなければいけません。

また、治療院経営も勉強していけばとても楽しいです。

でも治療と同じで好きになるまで実践しなければいつまでも好きになれません。
それに、実践内容を聞いただけで「食べず嫌い」をしている先生も少なくありません。

治療院の経営って、実は驚くほどシンプルです。
今、業界で出回っている集客行為などはほぼ間違ってるし、そもそも集客というのは治療院経営においてはかなり最後のほうで、他の要素を改善するだけで売上は驚くほどあがっていくのです。

治療が好きな先生方にこそその醍醐味を味わっていただきたい、本当にそう思います。

 

 

2023年のセミナー予定

 

1月15日(日)13時〜17時 東京開催

売れる治療院の作り方講座
ベーシック編

同じくらいの広さの院で立地もそれほど変わらない、同じ治療法をしているのに売上に差がある・・・
実はそれは、治療院内のレイアウトや内装、ベッドや家具や機器類の配置に差がある場合がほとんどです。

治療院経営ラボ会員の先生の中には、メソッド通りに院内を整備しただけで売上が2倍以上伸びた先生もおられます。

ここができていないと、いくら治療セミナーを受けても、理論武装をしても、問診を学んでも売上はあがりません。
色々努力してるのに結果に結びつかないという先生は必ず受講してくださいませ。

売れる治療院の作り方講座 - ベーシック編 - 開催のお知らせ

 

 

2月19日(日)13時〜17時 大阪開催

売れる治療メニューの作り方講座
理論編

治療院経営ラボ独自のメソッドで、治療法の分析をしていきます。
その分析をすることで、今後自分が何を学ぶべきか、現在来られている患者さんにどんな治療をどの順番に提供するべきかが明確になります。
それだけではなく、何はしないほうがいいのかも明確になります。

さらに良い治療法、効果のない治療法も見分けることができるようになり、なおかつ治療セミナーの上手な受講の仕方もわかるため、治療セミナーで損をすることがなくなります。

売れる治療メニューの作り方講座 - 理論編 - 開催のお知らせ

 

 

3月19日(日)13時〜17時 福岡開催

売れる治療メニューの作り方
実技編

※申し込みページ製作中

2月のセミナーは理論編として、治療技術ですので実技も大切です。
この講座では、手を使う技術全般に共通する基礎的な部分をお伝えします。
この基礎を知っているだけで治療効果も上がりますし、治療セミナーを受講された際の学びの深さも変わってきます。

 

 

4月2日(日)10時〜18時 大阪開催

真・問診講座

↑申し込みページは画像をタップ

かれこれ8年近くずっと開催しているこの講座は、受講された先生のうち90%以上の先生がリピート率、治療効果ともに飛躍的にアップしたと回答された講座です。

素直に実践すれば、ほとんどの先生が翌日から結果を出せるレベルにまでメソッド化しています。
もし、問診が患者さんの病態を聞くことだ、自分の治療法を説明してわかっていただくことだと思っておられる先生は、そのすべてが間違えてしまっていますのでこちらの講座を受けてみてください。

リピート率、治療効果、売上、すべてがあがるでしょう。

 

 

6月18日(日)10時〜18時 東京

売れる治療院集客法講座

※申し込みページ製作中

我々国家資格者の頭を悩ませる〝広告の制限〟という法律。
効果的な集客をしようとすると法律違反を覚悟するしかない状況でした。

しかし、真面目な先生はそれを良しとはしません。

そこで、治療院経営ラボでは広告の制限に一切抵触することなく最大限の集客ができる方法を作りました。

企画とチラシ作成とがセットのこの講座内容は治療院経営ラボでしか受講することはできません。
正しい集客を学びたい先生は必ず参加してみてください。

 

 

8月20日(日)13時〜17時 大阪

売れる治療院オペレーション構築法講座

※申し込みページ製作中

治療院内の先生の動線、患者さんの動線、スタッフの動線を考えたことはありますでしょうか?
また、受付対応時のセリフから動作、それらを行うタイミングなどなど・・・・

先生が治療に専念できる環境を作るだけでなく、患者さんが安心して治療を受けられる環境を作るために必須なのは院内オペレーションの構築です。

もしこれができていなかったら、いくら問診の勉強をしてもリピート率が上がりません。

逆に院内オペレーションが正しく構築されていると、先生が勉強してきた治療や問診の効果が飛躍的に上がります。
院経営においてとても大切な院内オペレーションの正しい構築法を学んでいただける講座です。

 

治療院経営ラボに入会されますと、
これらの講座を無料(問診講座のみ会員価格)で
受講することもできます。

今年、大好きな治療をして飛躍したい先生は
ぜひとも1月のセミナーを受講してみてくださいませ。

 

 

 

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