治療院経営ラボ新代表就任のご挨拶

初めまして。この度、令和8年4月より治療院経営ラボの代表となります、作尾大介と申します。
私は治療院経営ラボで10年以上ご指導いただき、今では安定した治療院経営を実現できています。
治療院経営ラボとの出会い
私は10年前に治療院経営ラボ(治療院経営ラボの前身である、自費移行アカデミー)に入会した理由は、整骨院の保険診療ありきの治療院経営に違和感を感じたことでした。
「肩こりや腰痛を怪我をしたかのように負傷原因を考えレセプトを作成する」
「保険証を投げるように受付で渡してくる横柄な患者さん」
他にもたくさんありましたが、このようなことに悶々とストレスを抱えていたときに、松村先生のブログやSNSの投稿をみて「これや!」と、感銘を受けたのです。
「外傷以外は自費診療で治療院を経営する」
「治療家としての矜持や志を大切にし、患者さんに媚びへつらうことなく治療する」
まさに僕が目指す治療院経営の理想であり、すぐに入会を決意しました。
今は笑い話ですが…
当時の整骨院自費移行アカデミーは、外傷以外は自費診療にしないと入会できないと勘違いしていて、入会後の初めての面談で「外傷以外は自費診療にしてきました。よろしくお願いします!」と、松村先生に伝えると
「いやいや、外傷以外は自費診療にしていくための自費移行アカデミーですよ」
と、笑いながら教えていただいたことを覚えています。
15年ほど前の下積み時代の「常識」:整骨院業界のイメージとは
私の修行時代、治療院経営という夢を同業の先生や異業種の方に話すと、必ず返ってくるのがこのようなセリフです。
「外傷以外は自費診療で接骨院を経営するなんて無理だ」
「接骨院の先生って背中や腰を揉むしかできないんだろ?」
「接骨院の経営なんて保険証を集めてなんぼの商売やん」
「おばあちゃんやおじいちゃんに笑顔を振りまいてマッサージする仕事でしょ?」
当時、接骨院で働く先生のイメージは傍から見ても、同業から見ても、このようなものでした。
こんなことを言われて腹が立っても、保険診療を頼りに整骨院を運営している時は何も言い返すことができず、歯を噛み締めて黙り込んでいました。
でも、今は自信を持って言えます。
治療家の仕事は、
「日々技術と知識、人間力の向上に取り組み、来院なさる患者さんのお悩みを解消し、お互いが笑顔になれるやりがいのある仕事だ」
と、自信をもって言えます。

これからも治療院に来院なさる患者さんを治療することで感謝され、治療院の経営が安定する。
そして、治療家だけでなく、治療家の家族や働くスタッフまでもが、幸せになる仕組みを治療院経営ラボに集まる先生たちと作ってまいります。
15年前の「黄金期」の崩壊と治療院業界の現状
15年くらい前の接骨院業界は、待合室に患者さんが入りきらないくらい人が押し寄せ、時には行列ができることもしばしばありました。
修行時代は「患者さんを施術する」よりも、なるべく待たせることなく治療院を回すことを求められていました。次々と分院展開に乗り出し、従業員たちを社員旅行に連れて大盤振る舞いをする接骨院経営者も珍しくありませんでした。
しかし時代は大きく変わりました。
現在の療術業界の現実
コロナ禍を経て、物価高騰、超高齢化、人口減少と、療術業界の廃業件数は過去最多となっています。

2025年1-6月の「マッサージ業」倒産55件 20年間で最多、熾烈な競争で値上げも限界:東京商工リサーチより引用 https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1201547_1527.html
時代の潮流に対応できない治療院は淘汰され、廃業を余儀なくされているのです。
10年前の仕組みで、接骨院を経営していくことは、もはや難しい時代になりました。
時代の変化や社会情勢に影響を受けない治療院経営の原理原則
このような時代でも、治療院経営ラボの会員の先生たちは、安定した治療院経営を実現されています。
その理由は簡単です。正しい経営を学んだからです。

治療院経営の原理原則を追求
突然ですが、私は15年以上同じ技術を学び続けています。
今でも学び継がれているカイロプラクティックやオステオパシー、また徒手療法の技術にも原理原則があり、いくら時代が変わっても原理原則はほとんど変わることなく、学びを求める治療家に踏襲されています。
徒手療法にも原理原則となる考えがあるように、経営にも原理原則があると考えます。
ドラッカーの考えを参考に経営の原理原則について整理すると
- 企業の目的は顧客の創造にある
- マーケティングの理想は販売を不要にすること
- 顧客についての理解を深め、製品やサービスが顧客に合致し、おのずから売れるようにすること
- イノベーションの追求
- 事実に基づいた意思決定
- 社会的責任の重視
- 長期的な顧客との関係構築
という考えがあります。上記の考えを治療院経営に当てはめた私の理解は
企業の目的は顧客の創造にある→患者さんの悩みや困りごとを解決する
マーケティングの理想は販売を不要にすること→患者さんのお悩み事に寄り添い解決すれば、口コミや紹介が生まれる
顧客についての理解を深め、製品やサービスが顧客に合致し、おのずから売れるようにすること→患者さんの気持ちを一番に考える
イノベーションの追求→柔軟に知識や技術を学び続ける
事実に基づいた意思決定→なんとなくじゃなくて、ちゃんと調べてから決める
社会的責任の重視→患者さんだけでなく、治療家の家族や一緒に働くスタッフも健康で幸せになることを応援する
長期的な顧客との関係構築→一回だけじゃなくて、関わる人と末長くお付き合いができる
と考えています。
治療院経営の原理原則となる考えをこれからも追求し、患者さんのことを考え、治療の技術を継続してきた先生こそが、繁栄していくコンテンツを治療院経営ラボで提供してまいります。
「技術を磨き続けてきた先生」こそ経営の勉強が必要な理由

「体の不調に悩む方のお役に立ちたい」と考え、治療の技術を学んでこられた先生こそ、療術業界に必要不可欠な人材ではないでしょうか。
本来、治療院の経営は社会保障ありきの経営ではなく、値引きや回数券で患者さんを囲うことでもありません。
正しい経営を学ぶことで、社会の情勢や時代の変化に影響を受けない治療院経営を実現できるのです。
その論拠は、治療院経営ラボの先生方が証明してくれています。
治療院経営ラボに集まる先生たちの共通点

治療院経営ラボでは、会員の平均年商は1,385万円、中央値は1,220万円というデータがあります。
治療院経営ラボの会員は、治療家としての志を大切にしながら、経営面でも安定を実現している先生たちです。
会員の先生たちは「これから何十年と患者さんから求められる治療院を作りたい」という想いを共有しています。
「自分の子どもが大きくなった時には『治療家の仕事っておもろいねんで』と胸を張って話をしてみたい」
「治療が好きだからこの仕事を選んだ。その想いを貫きたい」
「社会の中で信頼される治療家として頼りにされる存在でありたい」
治療院経営ラボには、このような想いを持った先生が集まり、皆で学びを深めています。
先生も一緒に学んでみませんか?
技術と経営の両立は決して難しくありません。正しい方法を知り、実践するだけです。
同じ志を持った先生たちと出会い、共に学べることを楽しみにしています。
(監修 治療院経営ラボ 代表 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

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