AIで誰でも発信できる時代に、治療家に残るものは何か?
この記事の要約
この記事では、AIで誰でも発信できる時代に治療家に何が残るのかを解説します。結論は、先生ご自身の技術と知識、人間性、そして地域とのつながりです。令和8年8月16日、大阪でグループセッションを開催しました。島田理事が公開されたAIシステムの話をご紹介します。
「AIを使えば、記事もSNSも簡単に書けるようになると聞いた」
「便利になるのはありがたいが、それで差がつかなくなるのではないか」
「うちのような小さな院は、これからどう戦えばいいのだろう」
このブログをご覧の先生に、こうしたお考えがあるなら、今回のレポートがお役に立てるかもしれません。
先に結論をお伝えします。AIで誰でも発信できるようになるからこそ、先生の技術と知識、人間性、そして地域とのつながりが残ります。

島田理事が公開された治療院特化型AIシステムは、何ができるのか?
こんにちは、治療院経営ラボ代表の作尾大介です。
令和8年8月16日、大阪にて治療院経営ラボのグループセッションを開催しました。テーマはデジタル発信です。
このセッションで、島田理事から最近のAI活用について公開がありました。

今まで学んできた知識をためておくことで、一度に200記事以上、反応率の高い記事を書き出せるシステムです。
ここでいうAIは、個人が調べものに使う対話型のAIとは性質が違います。
仕事に組み込んで使う業務用のAIです。自分の蓄積を読み込ませて動かす、能力の高い道具だとお考えください。
数字だけを見ると、便利な近道に見えるかもしれません。実際には逆です。
なぜ、治療の学びを止めた、あるいは治療の勉強をしてこなかった先生はAIを使いこなせないのか?
このシステムには、前提があります。
ためておく知識が、先生ご自身の中になければ動かないということです。
そもそも技術の研鑽を怠ってきた先生には、元になる蓄積がありません。読み込ませるものがなければ、良いデジタルの道具は作れないのです。
AIは、無いものを生み出す道具ではありません。先生の中にあるものを、取り出して形にする道具です。

だからこそ、これまで学び続けてきた先生ほど、AIの恩恵を大きく受けます。逆に、学びを止めた先生ほど、AIを持っても出せるものがないという結果になります。
便利な道具が普及すると、差が縮まると考えがちです。実際には、蓄積の差がそのまま出力の差になって表れます。
数年後、治療院の何が剥がされるのか?
これからの数年で、誰でも簡単にAIを使って自院の情報を発信できるようになります。ブログもSNSも同じです。
そのとき何が起きるか。当日、私はこうお伝えしました。
仮想空間(メタバース)上で作られたキャラクターや、嘘、見栄は、すべて剥がされます。
情報の量では差がつかなくなるからです。誰もが同じ量を出せるようになれば、見られるのは中身だけになります。
実際に施術ができるのか。
患者さんが良くなっているのか。
地域で信頼されているのか。

ここに嘘は通りません。だからこそ、先生の技術と知識、そして人間性がベースになります。
そのうえで、地元とのつながりを強くしていくことが大切になると考えています。
私が、記録を残すようになったきっかけは何だったのか?
私の失敗談をお話しします。
以前の私は、学んだことを頭の中に置いたままにしていました。セミナーで聞いた話も、患者さんが良くなった経緯も、記録に残していませんでした。
覚えているつもりだったのです。
ところが、いざ記事を書こうとすると、何も出てきませんでした。手が止まって、結局どこかで見た情報を並べることになります。
自分の中に蓄積があっても、取り出せる形にしていなければ、無いのと同じでした。
今は、施術後に気づいたことをその場で記録に残すようにしています。地味な作業です。けれど、この積み重ねが後で効いてきます。
参加された先生の声
今回ご参加いただいた先生から、ご感想をいただきました。ご本人の許可をいただいて、原文のまま掲載します。

原田鍼灸整骨院 原田直樹 先生
本日もありがとうございます。
情報発信といっても内容はあくまでも自分の中にある情報を引き出して発信することが大事。
ありふれた情報をまとめただけではダメ。
自分自身を磨き上げた情報や行動をデータにしてしっかりためておくことが大事なんだと分かりました。
ボイスメモを残していきます。
「自分自身を磨き上げた情報や行動をデータにしてしっかりためておく」。原田先生のこの一文が、今回の要点そのものです。
ボイスメモという具体策まで決めておられるところに、実行の速さを感じました。手で書くのが続かない先生でも、声なら残せます。
まとめ
今回のグループセッションの要点を整理します。
- 島田理事のシステムは、一度に200記事以上を書き出せる。ただし前提として先生自身の蓄積が要る
- AIは無いものを生み出す道具ではなく、中にあるものを取り出す道具である
- 数年後、誰でも発信できる時代になると、作られたキャラクターや嘘、見栄は剥がされる
- 残るのは、技術と知識、人間性、そして地域とのつながり
- 蓄積は「取り出せる形」で残す。ボイスメモも有効な手段になる
AIの登場は、学び続けてきた先生にとって追い風になると考えています。
「これから整骨院に自費診療の導入を考えている」
「AIを業務に活かしたいが、何から準備すればいいかわからない」
「学んできたことを、患者さんに届く形にできていない」
そんな時には、治療院経営ラボのサポートがきっとお役に立てると考えています。
もし、治療院経営ラボに興味のある先生はこちらからお問い合わせください。
最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。あなたの治療技術と患者さんの期待が相乗効果を生み出し、多くの患者さんに愛される治療院となることを心から願っています。

(監修 治療院経営ラボ 代表 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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