毎日投稿しているのに、来院につながらない先生へ。
先日の月例ワークで33人分の投稿量を集計したら、売上がいちばん下のグループがいちばん毎日投稿していました。量の問題ではなかったんです。この記事では、その原因と、自分の院がそうなっていないか確かめる方法を書きます。
「毎日投稿しています。それでも変わりません」
その場合、足すより先に外すものがあります。
月例ワークというのは、ラボの会員の先生が第3日曜に集まって手を動かす会です。 8月の回で、参加者33人の投稿量とストック数をその場で集計しました。
売上の高い順に3つのグループに分けて、それぞれの数字を並べたんです。
いちばん下のグループの数字を見て、正直まいりました。
毎日書いている先生が報われていない。 これは書き方の話ではなく、仕組みの話でした。 ってことで、その日に説明した中身をそのまま書きます。
量が足りていない、という話ではありませんでした
下位グループは、記事の数も投稿の回数も多かったんです。
真ん中のグループより、はるかに動いています。
それなのに、売上につながっていません。
「反応がないのは量が足りないからですよ」
これ、間違ってはいません。 ただ、量を出しているのに伸びていない先生が現実にいる以上、それだけでは説明がつかないですよね。
上がってから、落ちていませんか
順位の動き方を思い出してみてください。
毎日投稿を始めると、たいてい検索順位は上がります。 これは本当なんです。 表示される回数も増えます。
問題はそのあとです。
平均30日で、戻っていきます。
上がって、しばらくして、じわじわ下がる。 この形になっているなら、書く量の問題ではありません。
こたつ記事、と呼ばれています
何が起きているのか。
こたつに入ったまま、調べた情報だけで書いた記事。 これをこたつ記事と言います。 今年、Googleがこれを検知すると発表しました。
検知されると、フラグが立ちます。 ペナルティまではいきません。 ただ、検索の対象から静かに外されていくんです。
いちばん多いのが、この形です。
AIに「肩こりの記事を考えてください」と入れる。 それらしいものが出てくる。 整えて公開する。
出てきた文章は間違っていません。 読めますし、内容も正しい。
そうなんです。 正しいけれど、そこに先生の院が一つも通っていない。
同じものが世の中に何万本もあるなら、先生のを選ぶ理由がありません。 検索する側から見れば当たり前の話ですよね。
300記事あるつもりで、20記事しか見られていない
厄介なのは、これに気づけないことです。
順位が落ちたといっても、罰を受けたわけではありません。 だから警告のようなものは届かないんです。
Googleのエラーレポートを普段から見ている先生は、そう多くないですよね。 見ていないと、何が起きたのか分からないまま止まります。
実際にどうなるか。 300記事あるつもりでいるのに、Googleが見に来ている記事が20記事くらいになっている。 そういうケースがあります。
書いた本数を数えても意味がないんですよ。 数えるなら、見に来られている本数のほうです。
現場を通す、とは何をすることか
対策そのものは難しくありません。
聞き方を、こう変えるだけです。
「この症例と、この患者さんの言葉から、記事にできるものを出してください」
材料を渡してから聞く。 これだけで、出てくるものが変わります。 先生の院にしかない話になるからです。
夏場にこういう患者さんが多い、という傾向は、ご本人が気づいていなくても記録には残っています。 そこから書けば、クーラー病という一般論では出てこない角度が出てきます。
そのためには、材料が残っていないといけません。 カルテ、問診の記録、受付でのやり取り。 ふだん流している情報を、消さずに置いておく。
書く前の話なんです。 ネタを探す作業ではありません。
まず、どちらなのかを確かめてください
念のため、逆のケースも書いておきます。
ネットの世界ではすばらしい先生なのに、実際に行ってみると対応がついてきていない。 中身がいいのに現場が伴っていない、というパターンもあります。 この場合、記事のせいではありません。
ただ、どちらが多いかというと、僕の見ている範囲ではこたつ記事のほうです。
Google Search Console を開いて、公開した記事の数と、登録されている記事の数を突き合わせてみてください。 数が大きく食い違っていたら、そういうことです。
頑張って書いているのにうまくいかない、という先生は、電話相談でご相談ください。 数を足す前に、外すところを外したほうが早いですよ。

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