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問診講座を何回受けても直らない「そのリアクション」の話

2026 8/19
治療院経営
2026年8月19日2026年9月6日
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  3. 問診講座を何回受けても直らない「そのリアクション」の話

問診も接遇も学んだのに、なぜかリピートが伸びない先生へ。

先日の月例ワークで、参加した先生ほぼ全員に同じ「あるリアクション」が出ました。それは講座では絶対に出ないもので、実は「集客の前」に片付けるべき一番大きなテーマでした。この記事では、そのリアクションの正体と、直すための順序を書きます。

先日の治療院経営ラボの月例ワークで、こんな場面がありました。お互いの院内写真を見せ合って「ここはこうした方がいいよね」と優しく言い合う、ちょっとしたグループワークです。

和やかに始まったのですが、写真が回っていくたびに、参加した先生のほとんどに、共通したリアクションが出たんです。

実は僕は、ワークを始める前にこう予告していました。「グループワークの時に、皆さん共通のよく似たあるリアクションをされると思う」と。答えは後で言う、と含みを持たせて。そして、その予告どおりのことが本当に起きました。

図面を囲んで意見を出し合うグループワークの様子(治療院経営ラボ月例ワーク 2026年7月)
目次

見せ合った瞬間、みんな同じ顔をしていた

人の院内写真を見た瞬間、「あ〜」という顔をする先生。「こんなんやから」と口に出す先生。言葉はやわらかくても、要は「君はこうだからダメなんだよ」を丁寧語で言っている、という場面が何人もありました。

僕は会場を歩いて聞いていました。ほぼ全員に、同じリアクションが出ていたんです。優しく言い合いましょう、というルールで始めたのに、です。しかも、ある程度気を使っていても出てしまう。そこがポイントでした。

種明かし ― そのリアクション、患者さんにもやってます

ワークが終わってから、僕は種明かしをしました。

「今日その出たリアクション、患者さんにも絶対やってますよね。そういうとこですよ」

これが、このワークを作った本当の狙いでした。院内写真の良し悪しを見せ合うのは口実で、本当に見てほしかったのは、先生自身が人の話を受け取るときの「顔」だったわけです。

考えてみると、これは怖い話です。院がどれだけ片付いていても、患者さんの訴えを聞いた瞬間に「あ〜、またこのパターンね」という顔が出ていたら、患者さんはそれを敏感に感じ取ります。

グループごとに写真を見せ合い話し合う月例ワークの様子(治療院経営ラボ 2026年7月)

なぜ講座を何回受けても直らないのか

ここで多くの先生が思うはずです。「自分は問診講座もコミュニケーション講座も受けてきた。接遇はできているつもりだ」と。

ところが、ここは講座では直らないんです。理由はシンプルで、講座は「よそいき」で受けているから。問診講座を丁寧にやろうと身構えているときには、あの無意識のリアクションは出てこないんですね。

でも、お互いの良くないところを見せ合うようなリラックスした場では、意識のガードが外れて、素が出てしまう。だからこそ、どれだけ座学を積み重ねても、無意識の態度そのものはなかなか変わらないわけです。

直すなら「評価」より先に、この2つから入る

じゃあどうするか。僕が示した順序はこうでした。

「できてないね」という評価から入るのをやめて、まず「どうしてあげたらいいだろう」「ゴールはどこだろう」から入る。評価は、そのあとの問題だ、と。

この切り分けができていないと、相手の粗を先に見つけてしまいます。そして粗を先に見つける癖は、そのまま患者さんへの接し方に出ます。ゴール設定を先に置くだけで、相手を見るときに出てくる顔が変わるんですね。

まとめ ― 一番大きなテーマは「聞く態度」だった

この日のテーマは、もともと「片付け」でした。でも僕は、ワークの種明かしのあと、こう締めました。

「今回は片付け講座と言いましたけど、結局トータルの集客前の問題なんで、本当の一番大きなテーマはこれなんです」

院が片付いているかどうかより先に、人の話を聞くときの態度。ここが「集客の前」の一番大きなテーマだった、というわけです。

自分の「聞く顔」は、自分ではなかなか気づけません。もし気になった先生は、電話相談で一度、客観的に見てもらってください。月例ワークでも、こうした「自分では見えない癖」に気づける場をつくっています。

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この記事を書いた人

島田光章のアバター 島田光章 治療院経営ラボ 理事

治療院経営ラボ理事。アルマクリエイション特別塾講師として中小企業のマーケティング担当を経て当ラボ立ち上げから関わる。4法人を経営するノウハウを活かし、組織運営から集客、コミュニケーション、AI活用などさまざまな部門を担当する。会員限定のオンライン相談は毎回予約が満席となる盛況ぶり。

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